なんだか変なことを言っている気がします

 今日は、小1、小6、中3だけ特別に授業を進めるということがでました。ということは、それ以外の学年は、来年の中1、高1、小2に比べて学習量が少ないので、来年1年間に今年できていない部分を詰め込むということになるのでしょうか。かわいそうなのは、小1、小6、中3だけではありません。どの学年もその学年でやるべきことをやれなのですから、とりあえず入試のことだけを考えるような、その場を取り繕う策はやめた方がいいです。あとでかならず遺恨が残ります。やはりやるなら2つ!

 「始まりを遅らせる」か、「学習内容を減らし、ずらして、数年計画でもとに戻す」かです。とにかく付け焼刃の対策やってはいけないと思います。責任ある立場にある人、学校なら管理職の人たちは、責任をもって、寝る時間を削っても、情報をあつめ変化する今の状況に繰り返し対応していく覚悟でやるしかないのです。

 このあと非常事態宣言が解除され、学校が始まることになったら、当分の間これまでのような生活はできないと考えた方がよいと思います。クラスの中にコロナに感染している生徒がいると仮定して、絶対に感染しないような方法を考えなければなりません。エアコンを使ってよいのか、休み時間の過ごし方はどうするのか、音楽は歌えないとしたら楽器?バスの遠足はできるか、給食当番のありかたは?

 本当なら、学校が開始する前に、全員が抗体検査を実施して、陰性が確定していることを確かめてから開始する。そして、1週間に1度、定期的に検査をする。これくらいのことができれば、少しは安心できるし、クラスターをある程度防ぐことができるかもしれません。修学旅行のような宿泊的行事は当分中止でしょう。

 どんな対策を行うにしても、今は希望的な観測はやめて、大変だろうけど思い切った対策を立てなければならない状況になりました。9月始まりを見越して年間計画、教育課程を作り直せというならすぐ取り掛かるし、動画を撮れというなら明日からでも始めます。感染しない対策を考えろというならすぐに調査に入ります。この5連休を無駄にしたくはないので組織として動いてくれることを期待します。