休校延長に伴う授業の進め方についての一案

 5月6日まで休校が続いているところですが、5月一杯の延長を視野に入れ、学習の進め方について検討しました。5月7日8日に午前中に分散登校日とし、5月中は1週間ごとに午前中登校日を行うという設定です。この登校日を利用して、どうすれば授業を進めていけるかということです。

 7日は出席番号奇数組、8日は偶数組が登校。5教科の授業を25分×5教科とします。まだ教科担任と生徒達との顔合わせができていないので、まず「自己紹介」、次に「宿題のチェック」、そして「教科の進め方」、最後に「次の1週間の家庭での自主学習の方法と内容」を専門の教科の先生から説明をします。これで25分。ガイダンス的なものです。このとき、これまでやってきた課題の質問を受けますが、時間がないので後日学校HPで回答します。今の状況ではこれくらいが精いっぱいだと思います。

 あとは生徒たちが自宅でやれるかどうかにかかっています。環境が整い、やる気と集中力のある生徒とやれない生徒の格差が出てしまうと思います。しかし、この状況ですから、残念ながら通常のように全生徒へのきめ細かな指導はできません。個々の状態に応じて頑張ってもらうしかないと思います。

 更に、6月7月と延長したら、次は動画配信やウェブ会議そして、最後は教育課程の削減なども考えていかなければならないでしょう。そうなった時、また対策を考えます。

 何をしても泥縄式で進めている感じがしていますが(心の底から実感しています)まだ正式な決定は出ていないけれども具体的な対策はそれが実行されなくても準備だけはしておきたいと思います。その時使わなくても、きっと次につながることなので・・・。